各報道機関は、東日本大震災の復興状態などを取り上げ
あらためて原発や津波による被害の大きさを報じているが
風太郎も2回目に宮古へ行ったときの写真を撮りだし、
被災者一人ひとりの顔を眺めては、いまどうしているだろうかと気になっている。

すべてを奪い去った津波






列車が通らない踏切


男性は職場に行っている間に主婦の皆さんは仮設住宅内の集会場に集まり
自分たちの特技をいかし、支えてくださっている人達にお礼の品物をこしらえたり
或いはお茶を飲みながら話に花を咲かせ、落ち込んだ気持ちを見せまいとしている。

出来上がった作品は材料代のみの値段なので大半は1個200~300円
大きい作品は500円以上するのもあります。




ぼく達は、集会場でお茶菓子や飲み物の提供、地域によってはお昼ご飯をこしらえて
一緒に食事をすることもあります。


大震災に遭った人たちが寄り添って生活をし、親戚以上に濃いお付き合いをしながら
仮設住宅で過ごしているが、復興住宅が完成すれば、
それぞれ別れ別れになり新たな淋しさと悲しみが待っている。