敵をも愛しなさい [心の栄養]
(そのとき、イエスは弟子たちに言われた。)
「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。
しかし、わたしは言っておく。
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
あなたがたの天の父の子となるためである。
父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、
正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。
自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな報いがあろうか。
徴税人でも、同じことをしているではないか。
自分の兄弟にだけ挨拶したところで、どんな優れたことをしたことになろうか。
異邦人でさえ、同じことをしているではないか。
だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、
あなたがたも完全な者となりなさい。」
(マタイによる福音書 5:43-48)
私たちはみんな人間の子です。
だから頭の中では、環境、国境が違う異国人とみんな仲良くしなければならない
と頭の中では判っています。
しかし、心の中ではあの人とは気が合わない、好きになれない、
顔を見るとむかつく、
あの人とならば好きになれるなど
自分本位にひとを差別してしまい、差別化して諍いを起こしたりします。
神様は、私たち平等に太陽を照らし、夜はお月さまや星空を
与えて下さいます。
お互いに自分たちの欠けた部分を補っていきたいものです。