閑散とした温泉街 [悪夢の大停電]
今朝、登別温泉に朝風呂入りに行きました。
入浴客は、地元の人たちなのでいつも通りの込み具合でしたが
温泉街は観光客が一人も歩いていませんでした。
いつもですと、朝の街中をカメラを首にぶら下げて散歩する人、
大きなボストンバッグを引きながらバスターミナルに急ぐ人
お土産屋さんの前には何を買おうかと迷っている人など
街は呼吸し生きていました。
それが人の声が全くしない寂しい朝の風景、
6年前の大停電とは違い、希望の光がか細く見えます。
お土産屋さんにもバスターミナルにも人影がありません
go to Kalighart [心の栄養]
ヘルパーとボランティァの皆さんヘ
直接のふれあいを通して、
他の人たちに気づいてください。
カリガートの『死を待つ人の家』へ行って、
本からではなく、
あなたが二度と忘れることのないような環境の中で
現実の人々の、つらい、混乱に満ちた人生を、
どうぞ、学んできてください。
(女子パウロ会刊「マザー・テレサ日々のことば」より)
カリガートの『死を待つ人の家』は、身寄りもその日の糧もなく
道端に横たわり、ひたすら「死を待つ」人たちを連れてきて
入浴させ、食事を与え、
治療を必要としている人には医療施設に入院させる施設です。
道端に横たわり、ひたすら「死を待つ」人たちを連れてきて
入浴させ、食事を与え、
治療を必要としている人には医療施設に入院させる施設です。
助かる見込みのない人にも、最後まで人間として尊重し
孤独で固まってしまった心を和らげ暖かく見送ります。
孤独で固まってしまった心を和らげ暖かく見送ります。
帰国した あるボランティアの人は、
「最初はお風呂に入れて身体を洗っているうちに、汚れで湯船がぬるぬるし
申し訳ないと思うんですが、浮いてくる汚れで戻しそうになるんです」
「最初はお風呂に入れて身体を洗っているうちに、汚れで湯船がぬるぬるし
申し訳ないと思うんですが、浮いてくる汚れで戻しそうになるんです」
彼女はキリスト者ではなかったが、
後に洗礼を受け、再び貧民街へと旅立った。
後に洗礼を受け、再び貧民街へと旅立った。
ボランティア活動なさっている後姿に、
被災者の感謝の言葉がこだましています。
被災者の感謝の言葉がこだましています。
被災地で、ボランティア活動なさっている方々、
どうぞ御身も大切になさってください。
どうぞ御身も大切になさってください。