優劣はない [心の栄養]
人間のあいだに、
優劣は存在しません。
ただ一人ひとり、
できることが違うだけ、
与えられた役割が連うだけなのです。
自分に与えられた役割を
精いっばいに生きている人は、
誰もが最高に輝いています。
ただ一人ひとり、
できることが違うだけ、
与えられた役割が連うだけなのです。
自分に与えられた役割を
精いっばいに生きている人は、
誰もが最高に輝いています。
片柳弘史著「こころの深呼吸」より
北海道はまだ桜の花が元気よく咲いている地域があります。
「うわ~、きれい!」と桜花を見上げながら感嘆の声が思わず出てしまいます。
桜の花をよく見ると、思いっきり開いている花びら、そうでないもの、まだ蕾、
あるいは花盛りをすぎ今にも風に吹かれて飛んでしまいそうな花、
それらをすべて見つめて、笑みを浮かべながらの感嘆の声が漏れるのだと思う。
また、人の世は錦の織物に例えられる。
それぞれに染められた縦横の糸が、機織りの人によって見事な布地や
絨毯などの敷物になる。
その中の1本でもほころびたら、その織物は価値がなくなる。
ひとはそれぞれ素晴らしいものがある。
その素晴らしさに気づいた時に感嘆の声がもれる、と思います。