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幸せな人生でした [生きる]

11月中旬、妻は腰痛のために入院した。同じくして、肺炎の疑いで97歳のご婦人が入院してきた。昨日まではパークゴルフを楽しんでいたという。看護師が鼻から酸素吸入を始めた。



「これって、延命処置ではありませんか?それならやめてください。私は子供が4人、孫が7人に恵まれ、幸せな人生でした。思い残すことはありません。いつ死んでもいいです。」



家族の人たちは「お母さん、何を言っているの。ちゃんと先生たちの言うことを聞かないとだめよ」と納得させます。



「おばあちゃん。これは延命処置ではありません。おばあちゃんが早くパークゴルフができるようにしているんですよ。早く治ってパークゴルフをしたいでしょ」と看護師。



周囲の説得に応じ素直に処置に応じた。



いくつになっても誰も「死」は怖く恐ろしいと思うし、風太郎も同じだ。



このご婦人のように、自分の人生に「悔いがなく幸せな人生でした。」という終末を迎えたい。


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