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ジョーダンを言う暇がない [ジョーダン]

1学期の子供見回り隊も終わり、町内会の役員たちと立ち話をしました。
夏休みに入り少し気が緩んだせいか、軽い冗談などが飛び出して盛り上がりました。
「北海道に住んで気が付いたことだが、北海道人は冗談が通じないね」と
風太郎が言いますと、皆もそれをある程度感じているようでした。
理由は、自分たちの三代前が秋田や青森から来て住み始めた。
本州では生活が苦しいので、口減らしのために北海道に来て
厳寒の中で開墾、厳しい気象条件の中で食べ物を得なければならないので
必死で毎日働いた。
アメリカ合衆国は建国二〇〇年だが、北海道の建国は一〇〇年、
冗談などを言うそんな余裕はなかった。

そして先月オホーツク方面の雄武にいくと、それと同じような話をしていました。
この地域は山形県と宮城県の出身者が多く、やはり口減らしのために北海道に来たという。
本州の田畑は狭いので長男が家を継ぐと、次男や三男は開拓しに北海道に来た。
それから年数を経て、慶事があり本州から兄弟や親せきを呼び
「あの山からこの家までの畑は俺の土地だ」
「嘘をつくでね。こんな広い土地をお前が持てるはずがねぇ」
と喧嘩話になったという、笑えない話を聞かされた。
冗談を言っている暇があったら、土地を耕せということだったようです。
何も知らずごめんなさい。



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