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魂を入れず [悪夢の大停電]

停電から4日目の11頃に我が家に電話したら、
呼び出しているので電気が通じたこと分かり急いで帰宅した。
心配していたほど家の中が冷えていなかったので安心する。
冷凍庫の氷などは解けたのが、再び凍り始めていたので、
冷蔵庫の中のものを捨て掃除をした。

落ち着いてから周囲の人の話しているのを聞いたが、市・北電の対応に憤っていた。
避難所が開設されたのを知ったのは一昼夜開けてからのこと、防災無線での知らせは無く
広報車は27日の夜、避難を呼び掛けていたらしいが、車の走る速度が速く何を言っているのか
分からなかった人が殆どであった。
おまけに寒いので窓を閉めている家が多いので、家の中まで聞こえづらい。
お年寄りは耳が遠いので余計である。
結局、離れて生活している子供や、親戚の電話で避難所を知ったという。
オレ様が28日の13時ころまで留まっていたが、避難を呼びかける防災無線を聞いていない。
市役所前のお店の人も避難所が開設されたのを知ったのは、丸二日たってからだと言うのを
聞いて思わず「本当ですか」と答えてしまった。

避難所に来られない人も多くいる。
町内会の某役員が避難所の炊き出しの係に
「私が責任を持って個別に配りますからお願いします」
それに対して
「ここに来てもらわない人に差し上げることはできません。万が一何かあったらこまりますから」
この返事に某町内会役員は諦めるしかなかった。
車椅子生活のひとがやっと避難所につくと
「車の椅子の人は座ったそのまま寝てください。人出が無いので介添えはできません」
と言われ、デイケアーに電話をして受け入れてもらった。
避難所では寝ることができず、朝昼晩の炊き出しをいただいたら家に帰り寝る。

などなど生死にかかわることなのでこの不満は抑えきれないようだ。
「電気が通ったが、北電は何もしないで全部下請けにやらせたんだろう。
寒いのによく頑張ったよ。節電7%呼びかけているが、
4日間停電したから11月は目標達成したよね」
と言う人もいて、7%節電達成には思わず納得してしまった。

登別市役所職員の8割は仕事をしていないと言う。
少なくても非常時には仕事をしてほしい。
もっと早く、も防災無線や広報車の指示をする人が1人でいれば状況は変わったと思う。

IMG_9401.jpg
翌日仮送電線鉄塔に行ってみました。

IMG_9384.jpg
朝の温度はマイナス5度、厳しい寒さです。

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ナビパ

人命に関わること役所の対応に怒りが。。。
お疲れ様でした。
by ナビパ (2012-12-28 07:42) 

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